新規集客はなぜ必要か。
売上が上がるのも事実だけど、僕は違った認識です
そもそも新規集客は必須な課題でもありますが、新規集客をする意味を僕なりの解釈説明させてもらいます。
必要新規集客は、失客率と比例します。
- リピート率70%の場合
例えば、リピート率が70%の場合は100名ご来店頂いたとして、3か月後は70名
つまり単価1万円の場合、100万の売上が、何もしなければ70万まで下がるということです。
リピート率100%の場合は100万ですが、リピート率は売り上げに直結します。
同じ100万の売上を出すためには失客したお客様の補填をご新規様で補って100万になったということですね。
つまり、サロンが太くなっていくためには、失客を抑えながらの新規集客が必要ということです。
ご新規様は失客したお客様の補填+それ以上が売り上げにつながってくるという考え方です。
また、経営を置いて言わせて頂くと、
絶対うちに来た方が幸せなれるのに!!
うちのスタッフに会ってみてよ!
とも強く思っております。
新規依存の罠
既存のお客様と新規のお客様にかかるコストを考える
集客=紹介・チラシ・webとありますが、
まずは、宣伝広告費を見ていきたいと思います。
ここで考えてもらいたいのは高ければ悪で低ければ善ではない事。
正解は、今のサロンの必要新規数とマッチしているのか。
ここを考えて正しい投資(広告費用)をしていく事。
安く抑えたが為に、必要な売り上げまで達成しないなんてよくある話
広告費10万ケチって手元に10万残ったけど、売り上げが30万足りず損益分岐点を超えてなかったり・・・。
リピート率が70%で満足しているなら、
その瞬間、来月の必要新規数が大幅に上昇することを、頭に入れておきましょう
実例で見てみましょう。
サロンA
客単価7000円
スタッフ3名(スタイリスト1、アシスタント2)
損益分岐点:120万
集客コスト:1名あたり5000円
再来リピート率70%
新規リピート率30%
単純計算して120万÷7000円で、
一か月の必要なお客様の数が約170名
3か月前に170名のお客様がご来店頂いてました。
うち既存130名、新規が40名
ここで、今月の売り上げ予測が
既存:130名-30%(失客)=91名の方が今月も来てくれます。
新規:40名-70%(失客)=12名の2回目の方が来てくれます。
91+12=103名×7000(客単)=721000
いいですか・・・・。
¥721,000ですよ!!
怖くないですか?
損益まで
1,200,000-721,000=479,000
あと、約480,000も足りないんです・・・。
今度はこの足りない人数をご新規様で補います。
補填の為にご新規様に頼ると
立ち眩みがしだします(笑)
480,000÷(客単価)7000円で
68人も足りません!!
集客コスト:1名あたり5000円なので
5000×68人=340,000
広告費こんなに出してようやく損益分岐点に行くんですよね。。。。
ただ、この場合広告費が跳ね上がっちゃったから、損益分岐点もあげないと・・・・。
いや、これあれですね。ブログ書いてて立ちくらみがしそうな数字がでてきたなーって思ってます(笑)
ずーっと必要新規数と、必要広告費が跳ね上がっていくスパイラルに入っちゃいます。。。。
上記の金額を出せたとして、
3か月前と売り上げトントンですからね!!
数年これが続いても、生きてるのがやっとですよ!!
ここからの打破が難しい・・・・
リピート率は会社が作る事ができる
会社の決定で操作が容易にできる
弊社スタッフも過去ブログで登場しますが、
新規25%
再来60%
の中途スタッフもざらにいました。
そのスタッフは今や平均して新規80%、既存85%とか出してくれます。
結果が出ないスタッフは、2パターンあります。
- ただ単にお客様への愛情がない、または気付かない
- 仕組みを理解できない
この2つのパターンしかありません。
決して、技術が下手だから、とかそういう要素は大して関係ありません。
リピート率が上がらないスタッフに限って、仕組みが悪いとか面白いこと言ってきます(笑)
ちゃんとやってるスタッフは新規も既存も80%は軽く超えていきます。
しかも3か月もあれば十分です。
今回はご新規さまの考え方と、少しだけリピート率のお話でした★
サポート、仕組み導入の依頼はインスタからメッセージください★
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